「迅速な対応ありがとうございます」ある店舗から来るメールで嬉しかった事
ある時、臨時でパンフレットを数十冊送って欲しいと言う店舗から依頼が来た。
私はすかさず「了解いたしました。依頼されたことは即準備し、発送いたします。少しでも早く送りたいです」
「また、私は障害を持っていますが皆様に迷惑をおかけしたくないと思い迅速な対応を心がけています」
そこで、かえってきたメッセージは「Appleさんはいつも迅速に対応していただき、無理な依頼でも対応していただきこちらも助かっております」
普通なら、そこまで言ってもらえないもの。
当たり前だし、無視される存在。
少しでも遅れると恫喝された経験が多かっただけに私はすごくうれしかった!
障害を抱えながらも自分はこの会社で頑張ってやってた甲斐があると思う瞬間だった。
発達障害を抱えて、会社でうまく働くことができず失敗の連続。
上司から恫喝され、同僚から馬鹿にされる。そして、自尊心がなくなった自分にちょっとした温かい言葉はずっと心に残るものだ。
人間不信と恐怖にさいなまされていた入社当時は、何かある毎に「自分が悪い」「自分はダメな人間」「人に迷惑ばかりかけている」「使えない人間」ずっとそう思っていました。その事がずっとループしていたのだけれど6年間(2019年時点)を経て会社のいろんな人たちに出会い、触れ合う事によって今は言いたい事を言いながら仕事が出来ていると思っています。
私たち発達障害者は色々と誤解され、障害がある事で様々な人間関係に苦しんでいたしコミュニケーションの取り方が独特なので、それを「良い意味で」面白いと思われるのなら良いんだけれど、それが相手に対して不快感を及ばせてしまう事もあったりします。
辛いですが、ずっとその事で悩み続けている人が今も苦しんでいると思います。
少しでも、何か成果があれば一言「良い言葉」を言ってあげてほしいと思っています。それが、障害を持っている人の心の支えとなり、
自尊心を高める事ができると思っています。
人間、みんなどれか長けているものがあると思います。
その能力が発揮できたのなら、、、それを大きく褒めてあげる事が大切だと思います。
大人になりゃ・・・・、
何でもかんでもが「当たり前」だから出来て当然でしょう。
出来ない奴は「淘汰」されはじかれてしまうのが今の社会でしょう。。
だが、「良い言葉」を発するだけでも「あかん」かった人が本量を発揮するかもしれないんですよね。
それが大事だと思います。
あなたのたったわずかな「良い言葉」は障害者のやる気につながります。
やっと当事者の声を聞けた発達障害者との出会い。
発達障害の情報を探していた。
2016年ごろだろうか?YouTubeで発達障害のことを色々と調べたりしていた。
ただ、テレビで取り上げているもの、特集的なものが色々とアップされている。しかし、本人の苦労や実感している様々な悩みや経歴などがとても薄く、専門家の意見や大学教授・医師の話が多くなんか他人事のように感じていた。
まぁ、よくある話で止まっていたのは確か・・・。
特に「子ども」を中心に特集が組まれていたのを思い出す。
当事者の声が聞きたい。
今はネットの時代、私以外の発達障害の人はどう生きているのか?テレビで言っているのと違いがあるのか?生の声を聴きたくなった。ただみんなそんな勇気あるんかどうかわからない。YouTubeで配信している人いるのかな?
一応やってみた「発達障害」で・・・。
しかし、当時は本人配信の動画は全くと言っていいほど見つからなかった。
あるにはあったのか?と思うんだけれど・・・。
テレビで取り上げる障害者はあまり生々しくないし、実感がない。
私と同じ経験をしている悩みは殆ど見当たらない。
良き理解者が必ずいるし、支援も行き届いている人ばかり・・・。
そう言った矢先の事でした。
ラヴィアンローズの出会い
いつものように、YouTubeに何か面白い動画あるかな?「発達障害」について色々と知りたい事もあるし・・・色々と検索していたら・・・。
黒い画面に文字が書いてある、
「発達障害である私が・・・」的なタイトルを目にし思わず吸い寄せられるかのように・・・・。
動画を聞いていると・・、
感動したのは「ほぼほぼ」似たようなエピソード、
似た様な事で悩んでいる事に私は驚き感動してしまった。
聞いていると自分がかつて色を転々としていた頃を思い出し・・・、
「そうそう」「そう言う事があった」
環境が違えども、同じ体験をしていた人に巡り合った事にこの人なら私の気持ちをわかってもらえそう・・・と思い次々アップされている動画をずっと聞いていた。
そして、新着アップをずっと心待ちにしていた。
また、会社との面談で「人事部」の人にもこの動画について話した事もあった。
「人事部」の人は積極的に「障害者雇用」を推進している人だったので、大変興味を持っていた。
その動画主の「葛藤」を自分も体験している。
その人がどう言う風に問題解決をしようとしていたのか?
時には「歯痒くて」イライラした事もあったが、当時はコメント出来なかった。
いつしか、コメントがオープンになった時は意見も言いたいなと思った。
コメント解放になった時、
本当にその人と意見を交換し、今やTwitterでも共にやりやっている。
彼の存在のお陰なのか?知らないけれど・・・・。
いつの間にか当事者が次々と動画配信しているのを目の当たりにしている。
私は、彼のお陰で勇気が与えられた。
頑張れるのも、彼のお陰であると思うよ。
今は「ラヴィアンローズ」から「アリス」と言う名前に変わっている。
彼のツイートが楽しくてたまらない。。。
ありがとう!
人生トライアンドエラー
私と同じ様な悩みをもち、共に障害と向き合っている人がネットで活躍している。
また、YouTubeの他、ブログも立ち上げている。
そのリンクを紹介したい。彼の発想力は独特なものがあるし、様々な失敗談から学ぶ事も多いのでリンクを貼り付けておきたい。
アイリーン(平和アリス&令和ニルス)のヤッホーニュースブログ(Part1)
http://shagandepropose.seesaa.net/article/465385125.html
動画も紹介したいのだが・・・・、
チャンネル登録しているのをみているとかなり消されているものが多い。
しかし、できればもう一度再アップをお願いしたいと思っています。
「障害者がなんじゃい!」亡き叔父が残してくれた「なにくそ精神!」
昔、叔父が経営している障害者の作業所で指導員として働いていた時期がありました。
叔父は肢体障害者で幼い頃に小児性マヒの障害で片足に義足をはめていました。
その叔父は、「どんな事があっても人になめられないようにせなあかんで」そんなことをよく言っていた。
叔父は、若い頃はトラックの長距離運転の仕事をし、その他いろんな職もしていた。
そのご定年になるまではゴミ収集をしていた。
彼はゴミ収集の仕事を始めた時は人から馬鹿にされて、義足をしていたにもかかわらず、
「ゴミ収集の後トラックはすぐに発車し叔父は走って追いかける事がしょっちゅうあった」とよく言っていた。
その時は「あいつら馬鹿にしやがって」と何度も思い「こいつらに負けてたまるか!」と必死で追いかけて食らいついて走って追いかけていたと熱く語っていたのを思い出す。
叔父は、何度も何度も馬鹿にされながらもゴミ収集をしトラックを追いかけていた。
そんな姿を誰かが察知、見ていてくれた人がいたのか、、、彼が必死で追いかけている姿、負けずに食らいついてトラックを追いかけていた叔父に対して一人ずつ一人ずつ彼の負けない姿にだんだん尊敬の念を抱くようになった。叔父が定年退職しても、障害者施設を立ち上げると聞いては後輩たちが訪ねてきてくれたりするのを目の当たりにした。
そんなことを思い出しながら、叔父のひたむきな必死な生き方に対して、私も障害者として生きていく上でとても影響力を与られる。
叔父のように「オラオラ系」ではないのだが、「何とかして生きてやる!」と言う気持ちは受け継いでいけると思う。
どんな時も一生懸命自分のベストを尽くすことは自分自身の生きる活力と自信につながると思うことを叔父の人生を通して感じています。
その叔父は、私が結婚する前の時期(2009年か2010年だったかな?)に亡くなりました。
お酒が好きで、酔っぱらうととても優しい。
シラフはちょっとヤクザみたいな感じで近寄りがたい人だった。
しかし、彼から強く生きる方法を学んで今に活かされいる。
「負けてたまるか!食らいついてやる」
その起爆剤によって生きる事も前向きに生きる1つであると思う。
ちなみに、
この記事で100記事目だ!
ようがんばった!
「こんな(障害者の)私でも働かせていただいてる」と言われて、卑屈になるな!パート1
ある人から、
「障害者はあまり贅沢を言うんじゃない!働かせて貰ってるんだからありがたく思いなさい」
と言われた事を思い出しました。
ステレオタイプの奴に気を付けろ!
「決して卑屈になる事はない!そう言われても堂々と働こう」
「自分のスキルを磨いて結果を出せばひともく置かれる!」
普通に働いてる。
私はその時、その事について考えてみました。
・「障害者」ってそれだけお荷物な存在なのか?
・「経営者」にとっては「障害者」に働くと言う事は施し行為なのか?
それだけ私たちは生産能力が低い存在なのか?
しかし、ネットやマスコミを通して肢体不自由な人たちが「会社経営」をしていたり、最近では重度障害者が「参議院議員」になったりする世の中。
障害者も色々と活躍している昨今、身近にある市役所等は車椅子で色々と仕事をしている。
妻の職場でも障害者を雇っている。
知的障害者に至っては、覚えが中々難しいと聞いているけれど、何度も反復し周りの職場の人から色々と助けてもらいながらも、その人自身が覚え易いやり方を開発し工夫次第では、完璧に覚え、生産能力も高まったとも聞いている。
私たち「障害者」は何時迄も生産能力がない「ダメ」な存在なのか?
「工夫次第」で私たちも「生産能力」があがるのではと思います。
「企業」はもちろん売上など儲ける事も大切だと思う。
しかし、それと同時に社会貢献の役に立つ存在でもあると思う。
その中で、「障害者」も社会貢献できていると言う実感があれば、
そう言う言葉を言われても「卑屈」になる必要はない。
そう言う言葉を言われて「馬鹿にされる」存在ではない。
自信を持って共に働こうではないでしょうか?
仕事内容・スキルはフラットな目で
障害がない人も、フラットな目でみて欲しいと思っています。
その人の障害を見るのではなく、「能力」を見ていただきたい。
多少の助けは必要かもしれないけれど、「能力」があればそれをいつかはカバーできるぐらいの生産性は「障害がない人」と同じように活躍できると信じています。
私は「仕事」においては、「障害者」だからとかと言う事は関係なく、
「能力」を高め「スキル」を上げ活躍するのは全てにおいてスタートラインは同じであると考えます。
「障害者」といえども「あかん」やつは「あかん」人ですよ。
しかし、「この仕事が好き」「自信がある」「頑張れる」「功績を残す事ができる」のに「障害者」であるがために「できない」と決めつけるのは何と勿体ない事だろうかと感じています。
人生トライアンドエラー
経営者も色々試行錯誤して頑張っている。
「障害」のある人も
「障害」のない人も
働き方を見出すために様々な努力、
また、助け助けられている事。
そう言う思いでいると、
「障害者は働けるだけで有り難いと思え」
は言えないし、言われたとて卑屈になる必要はない。
と思います。
2019年12月 挨拶
2019年12月の挨拶
年の瀬ですね。
アクセスもわずかばかり伸びました。
時々小さなバズりがあったりしてちょっと喜んだり、次の日になればぐっと減って2・3しかPV獲れなかったり一喜一憂しながらブログをやっています。
いつか、より多くの人に読まれることを願って祈りつついろんな事を思いながらやっています。
毎日ネタを考える事、思う事ってものすごく大変な作業。
リアルな友達から「ずっと障害の事ばかりの記事でネタが無くなったら、普通の話もちょいちょい入れたら?」
と言われて、「💡」あっそうだ。
それもありかも・・・。
以前に「あなたの趣味の事も色々載せて欲しい」とも言われた事もあった。
発達障害のことは色々と調べ物もしないといけないと思ったし毎日大変だな。。
しかし、「雑記」も交えながらやるのもいいのか?
ちょっと頑なにこだわっていたけれど、
自分の思う事も少しずつ載せ始めました。
ただ、まだまだです。
誰も読まれないブログをやり続ける事は忍耐が必要。
飽きっぽい私には大きな壁ですね。
でも、一度乗りかかった船。
とにかく、なにか思うことを書く事。
これ毎日大事だなと思っています。
ネタを考える。
そう思って意識する事が大事だと気づかせてくれる。
まぁ、結構あるんだな。。。
よし、頑張ろう。
ブログもそうだね。。。
悪口、誹謗中傷は脳に悪影響を与える
「俺はライオンやで」さんのツイート
脳科学的には
— 俺はライオンやで (@Lion_oreyade) 2019年11月8日
悪口って自分に言ってるのと同じやねん
脳は主語理解できひんからやねん
悪口言われたら脳が収縮すんねん
だから悪口を言う人は自分の脳収縮させてんねん
逆にありがとうとか感謝の言葉も同じやねん
これは脳が幸せなるねん
発する言葉気をつけなあかんな
それにしても脳ってあほよな
私はこのツイートを見て、
「💡はっ」と思いました。
なんかとても合点がある話です。
1.自分自身が傷つけてしまう。
それは、悪口を言っていたら、脳科学的に自分に悪口を言ってしまう錯覚に陥ってしまう。
つまり自分で自分を傷つけてしまう。
自分自身も、相手に対して愚痴など結構言っている。
本当にこれでスッキリするのか?と思ったら・・・・
全然スッキリしません。
余計に「恨み」が増幅するだけです。なんででしょうね?
2.脳の構造
人間特有の高度な精神活動をコントロールする「新しい脳」のほうは主語を認識できるのに対し、感情を司る「古い脳」のほうは認識することができないため、新しい脳から送られてくる情報をすべて鵜呑みにしてしまうことから、様々な弊害が生じてしまいます。
なるほど…
この古い脳ってのが感情をコントロールする機能で悪い情報までもが自分の事のように感じてしまうわけだ。。。
主語が見失うためにそれが自分のことのように感じて怒りの感情や悲しみの感情がますます増幅されるってことなんですね?
その結果、
心が病み、卑屈な人間になってしまうわけだ。。。
3.実践まとめ
私がこれを調べてみて思ったこと。
- 噂、悪口が回ってきても、そこで押し留めて噂を自分自身で流さない。
- 嫌な言葉、ゴシップを流す人達の場所に集まらない。
- ネガティブ、愚痴っぽい人のそばに行かない。
- ポジティブ前向きな人、夢を語る人のそばにいる事。
これもまた勉強になりました。
発達障害 2次障害にならないためにとった私の行動
1.自分の特徴を知る事
これをまず考えました。今までの考え方を変えなければ、ずっとストレスを抱え、同じ失敗を繰り返し訓練受けて就職してもまた職を転々とする羽目にもなりかねません。
私は、妻がいますのでそんないい加減な事はできません。
医師から診断された「広汎性発達障害」と言う障害名、もしくはADHDやアスペルガー症候群など、、ネットや書籍で徹底的に調べました。
それに照らし合わせ、考えた事。
- 忘れ物が多い。
- 言われたことの指示が理解できていない。
- 聞く→頭に入れる→書くと言う作業ができない。
- 注意散漫、集中できない。
など、自分の苦手な事をリストアップした。
就労移行支援で訓練を受けて状況の苦手な事をなるべく道具や手段などを指導員と話し合って考え出した。
2.無理解な人は避ける
私は、就労支援を受けていたため、障害者枠で就職することができた。
その土じょうがあるので理解有る人がいる会社で働くことが出来たが全て理解してくれる人、理解を示そうとしてくださる人ばかりではない事。
現に、私を嫌う人もいるのである。私はなるべく距離を置き一切話をしないようにしています。悪口や愚痴は気になるところ・・・。
もし、気になるのなら上司に相談して席の配置もしくは集中できない事を言い、ジョブコーチとの面談で「耳栓」の使用許可を上司に伝えてもらうようにする。
3.同じ悩みを持っている友達を作る
私の場合は、就労移行支援で訓練を受けた人と友達になり、今でもSNSでつながっている。時々会いに行ったりしている。
私は行った事がないけれど、「発達障害の自助会」に参加したりしても良いでしょう。
近年、発達障害者が集まるBARなどが東京・大阪周辺にできたりするなど、集まりやすい場所ができている事もあります。
また、Twitterなども使っても良いでしょう。ネットで色んな人がいますから、繋がりあってお互いのコミュニケーションを図ることもできると思います。
4.良き理解者との関係を大事にする。
ここは大切です。私の場合は「妻」と「会社の上司」です。
家に帰って自分の悩みや葛藤している事を「妻」によく話したりします。仕事ができなくて困った事や何かを感じた事などをよく話しています。
また、会社の上司においては、毎月面談が行われて業務報告だけではなく、仕事をして困難だった事やプライベートな話まで話しています。
また、理解ある友達が大切でしょう。
誰か一人だけでも話せる人がいるのは大切だと思います。
SNSでもいいと思います。
心許せる人と話ができたら楽になると思っています。
色々と戦略してより良い自分に!